こんにちは。
COCOPORT豊中です。
毎日、仕事や家事などで疲れている方も多いかと思います。
何もしていなくても疲れがたまっていくことも多いかと思います。
そもそも、疲れとは、どういうものなのでしょうか。
■疲れの定義
日本疲労学会では疲労を
「疲労とは過度の肉体的および精神的活動、または疾病によって生じた独特の不快感と休養の願望を伴う身体の活動能力の減退状態である」
と定義しています。
疲れは心身に過度な負担がかかっている状態であり、これ以上、負担が続くと体に害が及ぶというサインです。
■疲れの種類
心身に負荷がかかると、
・副交感神経機能の低下
・酸化ストレスの増加
・修復エネルギー産生の低下
・サイトカインによる炎症と神経伝達機能の抑制
という反応がおき、これらが疲労を起こしています。
疲労は二種類に分けることができます。
一つは体の疲れ、末梢性疲労です。
体を動かし続けると、筋肉では蓄えられたエネルギーが枯渇し、血流は悪くなり、神経から筋肉の神経伝達が遅れるようになって、筋肉のパフォーマンスは低下します。
また、運動によって傷ついた筋肉では炎症が起き、筋肉痛といった症状となって現れます。
二つ目は脳の疲れ、中枢性疲労です。
必ずしも脳や体を使った程度とは比例せず、心理的・精神的な疲れによるものです。
激しい運動ではなくても、長時間の会議や、苦手な人との会話などで疲れたことはないでしょうか。
働くうえで感じることが多いと思われる、所謂、「ストレス」と関係している疲労です。
ストレスの感じ方は、中枢性疲労の発生に強く関連しているのです。
ストレス刺激が脳内で大きくなると、筋肉の疲労と同じような反応が起き、次第に脳細胞がダメージを受けて疲労を感じるようになります。
■万能の疲労回復の方法はあるのか
ネットで検索するだけでも多くの疲労の回復方法が見つ限らずり、何を信じればいいのかわからないことも多いかと思います。
これだけ、数があるということは、個人差があり、人によって当てはまるものが様々だからないでしょうか。
また、私は科学的根拠があるものを意識し過ぎてストレスがたまることもあると思います。
身体に悪い食べ物を我慢し続け、食べたいストレスを感じ続ける身体は果たして「健康」なのでしょうか。
私は熱いお風呂が好きなのですが、今回ブログを書くにあたって、調べていると、それも疲労回復とは関係ないそうなのですが、ぬるま湯に入ることを想像しても精神的にリフレッシュできるとは思えません。
健康に限らず様々な情報がある時代ですが、程よい距離感を持って、ある意味、都合よく理解し選択することも疲労やストレスを遠ざける方法の一つなのでは、と思います。